武装錬金:73話 ここは任せて |
また不思議なサブタイトルを…と思ってたら。 さて、前回のぶちぎれカズキンから。 なんか、ね。最近のカズキの感情表現って泣いてるか怒ってるかで、あとは本当に極力感情押しこめてるかで。その危うさがちょっとあるよなー…と思ってたら、あー。 そんなわけで怒りの感情のまま火渡に激突していくカズキ…と、同じように事を受け止め切れずに怒りに身を任せる火渡。 しかし火渡の「てめえがとっとと死んでりゃあ」ってのは、あーそーいう事言うなよー…。つーか互いが互いに逆恨みのままぶち当たってるあたりに…こー、この二人の救われなさが。 …やっぱブラボーいないとだめだよこの二人。 んで、火渡の武装錬金の特性は火炎同化。なるほどー、火渡vs剛太の時の首切られて平気だったのはこの同化のおかげなんかー。あの時の剛太は炎を切りつけたようなもんだったんだねー。 しっかし、こーいう特性が出てきちゃうと武装錬金って魔法だよなー…とか思ったり思わなかったり。 てか主人公サイドの武装錬金の特性のおとなしいことおとなしいこと、そろそろ斗貴子さんにパワーアップイベントを是非に。いやもうマジに。 カズキをブレイズオブグローリーの炎から守ったのは、シルバースキン。 この瞬間の火渡の動揺って、やっぱりブラボーの生存を感じたから?ブラボー生きてなきゃシルバースキン活動しないし。 対照的になにも見えなくなっちゃってるのがカズキなんだけど…ああ、もうそんな事すら考えられないくらいに怒り身を任せてる姿がらしくないよー。なんかね、前にカズキにそろそろ感情の爆発があるんじゃないかなー?とか言ってた事があったんだけど、それがまさかこんな形で来るとは…ねぇ。 ああ、カズキ…だめだよ、そんなんカズキの戦い方じゃないよ。 「ブラボーの仇だ!! 死――」 ………ああ、駄目だ!それを言っちゃ駄目だー! 誰も彼もを救おうと、守ろうと、その為に戦ってきた少年が。 怒りで、見失ってしまった大切なモノの仇の為に、人を殺めようなんて、そんなん駄目だよ…それやっちゃったら今までのカズキの戦いを…在り方を、自分自身を、全否定してしまう事になっちゃうよ。駄目だよー…。 カズキがカズキであるためにも、それだけはやっちゃ駄目なんだよー…とか思いつつ、カズキのこの最近の不安定さはやっぱり黒い核鉄云々によるカズキ自身の不安定さに通じてるのかなー…とかも思うのですが。 なんか、色んな事がありすぎてカズキの中でのバランスが取れてないっちゅーか、整理が出来てないんじゃないのかなー、と。だからきちんとカズキの事を受けとめてくれる人がいれば、共に感情の整理してくれる人がいれば…もうちょっと違うんじゃないのかなー…と。 てーかこの状況でヴィクター化しないってのもちょっと意外なんですが。 安易なパワーアップ手段としてのヴィクター化は使わないって事なのかどうなのか。それとも虎の子としてここぞ!という時まで控えておくのかなァー、うーん。 話は前後して、怒りのままに暴走するカズキを止めようとする斗貴子さんと剛太の後ろに現れた謎の人物。 スッ…と片手を上げて…って、なんじゃそりゃー!巨大な掌出現でカズキと火渡を止めるわけなんですが。 なんだろ、最初はガントレット系かと思ったんだけど。んでもガントレットだと右篭手の武装錬金が既に出てるからなぁ。なんだろ、これ。 そんな謎の武装錬金の使い手は照星さん…大戦士長 坂口照星、錬金戦団の戦闘部門最高責任者。 …あー、あー、やばーやばー。このマンガにしては珍しく普通に優男の色男だよ、なんかちょっと…あー。後で語ろう、照星さんに関しては。 その、大戦士長の腕の中には…傷だらけのブラボーが―………ああああー、ありがとうありがとう。まあ途中で生存は確定してたけど。でも、その姿を無事に確認できて…ああ、あああー。よかった、ブラボーが生きてて本当によかった。 まあ流石に、ね。傷だらけだし、意識ないし、素直に喜んでばっかりもいられないんだけど。 でも、カズキと火渡が互いに救われる為には、やっぱりブラボーは生きていないと駄目なんだよ、ね。うん、よかった。 ↓ここから腐ってますよ。 しかし照星さん、ブラボーをお姫様抱っこですか!ちょっと萌えた(えー) てーか斗貴子さんですらおんぶだったのにねぇ、作中初のお姫様抱っこがブラボーだなんて。いやん(えー 火渡とカズキのブチ切れバトルはまるでブラボー争奪戦のようにすら思えましたが照星さんに横から掻っ攫われた形で。うひひ。 ↑ここまで腐ってましたよ。 けれども―…生きてはいたけれども、回復しても今まで同様に戦えるかは…―。ああ、これで本当にブラボーは戦線離脱なんだ、ね。ははは…あうー…。 ブラボーの超人バトルがもう見れないのかなー、寂しいなぁ。武装錬金のちょっとした名物だったのになー。 いや、でもブラボーなら!ブラボーならきっと、きっと元気になってくれるよ!うん。 なんか、ちょっと、3巻くらいのノー天気なブラボーにまた作中で会いたいなー…今の良くも悪くも追い詰められた防人衛じゃなくて。でも、カズキの件に関しちゃ自分の中でケリが付いた感じもあるんで、また…カズキと一緒に馬鹿笑いできるような関係に戻れるか、なぁ。 説明毒島さんにやつあたりな火渡とか、そんな火渡に鉄拳制裁な照星さんとか。なんだ、この辺の流れは、てかノリは。 なんちゅか、普通に萌えたんですがーあと「きゃん」とか「火渡様をいじめないで下さい〜〜〜」の毒島さんの可愛らしさはなんなんだ…いや、本気で可愛いと思ったよ。萌えは外見じゃないんだな。 中の人はやっぱ美少女だな、確定確定(決めてるし そして防人や火渡を子供扱いな照星さんがなんかいいなぁー、照星さんの前だと火渡がすっかり子供だわ。ってわりと普通に子供だったんだけれどもさー。 しかし、この照星さんのセリフから察するに、やっぱ防人と火渡は上手い事やれてなかったんだ、ねぇ。ちゅか反目しあってたんかねぇ? (いやまあ、ココまでの流れから察するに火渡は防人の事をとても好いてるとは思うのだけども。じゃあ防人は?ってなると、ねぇ。やっぱ考え方や行動の違いがでかいんかなぁーとかかんとか。 あと火渡は好意を持った相手への感情表現下手そうだし、てかそんなイメージ) 火渡をぼこ殴りな照星さんに(微妙に引きつつも)声をかける剛太に萌え(何 んでも照星さんはなんだかノリがいい人かもしれん、この殴りっぷりから察するに。 「何か事情が変わったとか…」 てなわけで、ここにきてとんでもない方向に話が進みましたですよ。 戦団でヴィクター捕捉に成功…………って、えー!?そっち行っちゃうのー? そんなこんなでヴィクター引きで次回に続く、って来週お休みかよー…なんつー…長い2週間になりそうです。あいたたたー。 や、でもここでカズキもvsヴィクターに行っちまうとなると。それはちと危険かな?と。 確かにカズキにならエネルギードレインは効かないけど、でも今のカズキはわりと感情の制御が出来てナイところあるし。じゃあヴィクターにぶつけて、理性の箍がはずれてしまったりはしないのか?と考えると…ねぇ。ここは照星さんの権限でカズキの事は一時預かりとかにならんもんかねぇ。 んで、戦団がヴィクター対策やってる間にカズキ達はニュートンアップル女学院に向かうって感じで。とりあえず毒島さんにカズキ達のお目付け役やってもらうとかで、てーかそろそろ制服姿の千歳さんにもフォローが欲しいところですし。 今回のヴィクター再登場ってのは単行本で言ってた「ちょっとした別人」化したデザインお披露目ぐらいなんじゃないのかなー?とかは思うんですけどねー…とりあえずまだヴィクターは早いと思うよ、うん。 あー、とりあえず。今週の展開を見て「巻きが入った!」とか言うな(ぎゃわー…アンケート出すよ、毎週出してるけど) さて、照星さん。 ゴメン、萌えた(何 武装錬金で初登場時からいきなり萌えたキャラってのは実は始めてかもしれん!とか思いましたよ、いやもうマジにマジに。 カズキはまあ連載読んでるうちにゆっくりゆっくりと最愛の子になってった感じなんでちと萌え方違うし、剛太もやっぱり登場3回目くらいから萌え出したし、ブラボーに関しちゃ再殺編以降でスイッチ入っちゃった感じだし…で、ねぇ。 なんかもー、こーいう怪しい優男はたまらんですよ。火渡に対しての子供扱いな口調とか、防人を軽がるお姫様抱っこしちゃっての登場とか。そうかと思うと斗貴子さん達に状況が変わったのかと聞かれた時の鋭い眼差しとか…ああもうたまらん。 前回の話の最初に登場した謎の人影はきっと照星さんなんだよ、ねぇ?照星部隊ってのは照星さんが率いる部隊って事なんだよねぇ…7年前の時点で既に人の上に立つほどの実力者で今のこの外見って…えーと、照星さん何歳なんでショッカー…。 まあ、和月だしその辺は追求しないでおこう(えー (てーか剣心で何歳だったっけ?20代後半だったよな、確か) 追記分: コレで次回、照星さんがカズキの事を明確に再殺対象として処分(あえてこの表現で)しようという態度に出てきたら自分的神展開なんだけど。や、めっさ鬱展開でもあるけれども。 というか、ここで戦団がカズキの事をヴィクター戦の飛び道具として利用しようというのならそれはそれで戦団のご都合主義っぷりが垣間見えてちょいアレですし。 だからといってじゃあココではとりあえず見逃してニュートンアップル学園に向かわせるってなると、じゃあ再殺部隊はなんだったんよ?って話になっちゃうし…ねぇ。んー、どうするんだろう。 というか、正直なところカズキはまだ本当の意味での辛苦を味わってはいないんじゃないのかなー?とか思いまして、ちゅーかハートシフトの時のヴィクターの100年前の辛苦ってのはきっと壮絶なものがあったんじゃないのかなー…とかかんとか。 それこそ本当の意味で心が壊れてしまうかのような。そして今のヴィクターは一度本当に心が壊れてしまって、そしてすべてを達観してしまった上でのあの性格なんじゃないのかなー?とか。うーん…ヴィクターに関しては考察する材料が足りないんだけどね、過去も出てきてないし。 …まあ、今回はちょいカズキ壊れかけちゃったんだけどさー…。 あー、今回の怒りに支配されて明確に他者に対しての殺意を持ってしまった姿を見ると、ハートシフトの時の『守る事』よりも『戦う事』を優先しかけたカズキを思い出してしまって…ちょっと、辛い。 いや、でもこれで明確な殺意を抱いてしまった自分の心境に自分自身で気づいて傷付いて沈んでしまうような情景描写が挟まれたらそれこそ自分的神展開なんだけども。そんな余裕ないかなぁ。 展開早い事に関しては何も言うまい、できる事はアンケートを出しつづける事だけさ…。 |