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武装錬金:第69話 セカンドラウンド
まずは前回のフォローから、地中に潜りっぱなしのモーターギア(&根来)を根来のマフラーを腕に巻きつけて地中に手を突っ込んで回収。
これって武装解除されたら勝手に地上に出てくるのかなー?とか思ってたんですけどねー、何気にこういった細かいフォローって言うかそーいうのに気を使ったマンガだよなァ(まあそれ以外のところで結構飛ばしてるところはあるんだけども)
斗貴子さんが「カズキは―」と、気にかけた瞬間に地上に降りてきた空中バトル組。
うわー、この見開き扉はきた、マジにゾクゾクしたわー。この前のページのわりと静かな状況から一転しての緊迫感がたまらんですよ。
あとまあカズキ久しぶりー!!ブラボーも!!ちゅーか、ずっと空中でバトルってたんかと思うと…なんかすげー。
んでまあ地上に降りてきたかと思ってたら二人そろってまたすぐに飛んでいってしまうのですけど、ちゅーかどんな跳躍力なんだ…ブラボー(カズキはまあサンライトハート使っての跳躍+黒い核鉄効果で能力値にプラス修正が現在のデフォだしなぁ)
そんな飛んでいってしまったカズキをわき目もふらずに追いかける斗貴子さん、円山姐さんとか根来とかどうする?って言われても「どうでもいい!」「好きにしろ!」って…うわー、カズキの事になると他の事柄がいっそアウトオブ眼中になる斗貴子さんが愛しい。
今、作中でカズキの事を全面的に肯定してくれてるのって斗貴子さんだけなんだよね…だからこそ、こうやってわき目もふらずな姿が嬉しい、本当に嬉しい。うん、愛してくれてありがとう。

さて、円山姐さんと根来の対処を押しつけられた(ヲイ)剛太、とゴゼン様。
ゴゼン様の「核鉄没収して後は運任せでいいんじゃね?」に、一瞬「まあな 殺す気で攻めて来たんだ 殺されたって文句は―」とまで言いかけながらも、あの犬飼戦の時のカズキの言葉が蘇る剛太に萌えるんですけど!やーやー、フラグ立ちまくりじゃねーかよ。いやっほう(よし、落ちつこう自分)

あー…先週の「戦友」もそう、今週のこれもそう、カズキの言葉が…在り方が、確実に剛太の中に沁み込んでいるのが、剛太に影響を与えているのが、嬉しい。凄く嬉しい。
斗貴子さんも桜花先輩も、パピヨンだってそう。カズキの在り方は周りに確実に影響を与えている。
たかだか16歳のごく普通の少年でしかなかった彼が唐突に手に入れた大きな力を、それでも良き方向に使おうと足掻く、足掻いて足掻いて、そうしてその姿が回りに大きな影響を与える。その影響力の、なんて眩しい事か。
だからこそ、その「人を守る為の力」が反転してしまった時の絶望感と、それでも尚、足掻こうと…再び誰かのために戦う為に足掻く少年の姿の切ない事かと。
だからこそ、今のカズキの『本当ならば戦わなくてもいい相手』との戦いは切ないんだよ、悲しいんだよ。こんなのは本当のカズキの戦いじゃないんだよ。うえーん。
…カズキには、やっぱり生きて欲しいんだよな。生きて、生き抜いて、そうして再び日常に戻って欲しいんだよな(無論、その日常は斗貴子さんと出会って以降の日常なのだけれども)

あれ?おかしいな、剛カズフラグに萌え萌えのはずがなんでこんな切ないトークかましてるんだ?
てゆーか、先週今週のこのフラグっぷりにちょいマジ萌えなんですが!いやでもホント、このバトルが終わったらカズキと剛太が握手してくれるかなぁ…して欲しいなァ、カズキのためにも。是非に。

あー、円山姐さん生きてて良かった。あと根来も(ついでかよ)

空中で小競り合いを繰り返しながら、戦う場所を探すカズキとブラボー。すみませーん、こーいう看板とか電柱とかの破損は戦団が保証してくれるんでしょうかー…謎の破壊を繰り返す未確認物体ってんで夕方の地方ニュースで取り上げられそうだ(えー)てかとっさにビデオをまわしてるような人がいそうな気もするけど。
(そしてニュースで流れた家庭用ビデオの静止画の小さな人の姿に「お兄ちゃん!?」とビックリなマッピー希望(無理)つか横浜の地方ニュースは埼玉にゃはいらんだろ)
そんなこんなでニュータウン建設予定地の更地に移動、うむヒーローモノのバトルシーン的戦闘場所だ。

あのさー、いきなり叫んでいい?わりと関係無いけどいい?
今週のカズキの腕が全面的にエロいよ、セクシーだよ、カッコイイよ!や、腕だけじゃないよ。腰つきもなんかエロイよ、ってか痩せた?カズキン…。
やーやー、なんか2週間もカズキ分お預けされまくってただけにねー。久しぶりのカズキはカッコイイわエロイわセクシーだわでたまらんー!でもカズキの本質は可愛らしさだと思ってるんで早くカズキが満面の笑顔を浮かべてくれるような状況になって欲しいなァ…あああん。
もう思いっきりカズキ分補充、今週はこれで戦えます。でも金曜日には単行本がでますんでもっと戦えます、うひ。
(注:エロイとかセクシーとかいう認識は非常にアレな視線からのものであり、ちゅーかぶっちゃけカズキ好き過ぎる桃宮が暴走してるだけなんで落ち着け自分)

さて、話は戻ってカズキvsブラボー。
シルスキを破らなければ、ブラボーに届くことも出来ない。だから、突き進む。
ブラボーの「受けてたとう」以降の無音による『静』と、一転して突き進むカズキの『動』…そして再び『静』
この緩急のつけ方が上手いな…、和月氏はコマ割りとかすっげー上手いマンガ家だよなぁ。あと対比による情景描写とかも(今回だとこの後の「よく… …考えた」「だが」のところとか)
そうして、この緩急で引きつけられて「だが」「惜しかったな」
…ああ、やっぱり駄目なのか。カズキじゃまだブラボーには届かないのかー…。
いやまあ、わかってるよ。ブラボーの強さが並じゃないってのは、そしてカズキもそれをわかってるって事も、そして多分今回じゃまだ決着つかないって事もわかってるさ!でも、それでもねー…あー…。カズキまた流血だよー…。
ゴメン、今回ここら辺見ながらちょっと泣いた…なんかすっげー切なくなって涙出てきたよ。
なんちゅかね、この二人の戦いって…結局カズキが生きるか死ぬかだけしか行きつく先がないのよね、今のところ。
カズキが生きる為には、ブラボーを退けなければならない。けれども退ける為にはブラボーはあまりにも強過ぎる。
…強過ぎる二人の戦いの行き先ってのが、なんかすげー怖いんだよ。そしてその行き先はどう考えてもカズキに負の影響しか与えないんだよ…。だから、それを思うとやっぱり泣けてくるんだよなぁ…しかもカズキはブラボーの事慕ってるしねぇ…。
そして、ごく普通にカズキの強さだけインフレおこしてる事に関してはあんまり気にしない方向で(なに)てかジャンプマンガだし、てか黒い核鉄効果で能力値プラス修正だし(あと肉体破損とかに関しちゃよっぽどの致命傷で無い限りは気にしなくてもいいんでそーいう意味でムチャできるってのはあるしなー)

そしてブラボーはW武装錬金発動。
一転して斗貴子さんと剛太はカズキとブラボーを追いかけて街を爆走中(しかも錬金発動しっぱなし)斗貴子さんにはなにか策あり?ってな所で次回に続く。
斗貴子さんの策って「私達が」って言ってるんだから剛太の力も必要なんかなー?とか、この3人のコンビネーションが見れるのは嬉しいかもしれないけども、でもカズキはブラボーとの決着を1対1でつけたいだろうしなー…うーん。
素直に次回を楽しみにしたいと思います、はい。
次回はブラボー、Wシルスキでカズキにリバースまたかけてくるんかしらー、そしたら前の時の黒カズキとは違って白カズキにリバース?それはそれで…それはそれで!!<よし、落ちつけ。
てかカズキがヴィクター化せずに戦ってるのがなんか地味に嬉しいよなァ…うん。いやまあ、どうしようもなくなったらヴィクター化するかもだけども。