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武装錬金:第65話 夜明けの墓場
今週はまたパピヨンサイドよりスタート、今週はカズキサイドからだと思ったんだけどねー。
まあどうせパピvs戦部フォロー的なもんかなー…とか思ったんですがね!ああもう、こういう展開くるかー…。
さて先週の激戦対策アフターフォロー。
・槍本体が傷付いてなければ修復の必要なし。
・持ち主の手から槍が離れている場合は槍は持ち主の状況を認証できない。
なるほど、前回の修復中に異物混入だけが激戦対策ってわけじゃなかったのねー。戦部の手から激戦を引き離す為の修復キャンセルですか、流石だパピヨン。
まあ些か後だしジャンケン的な条件付な気もしますがー…でもまあこれくらいはありだと思う。
んでまあパピヨンすげーなーとか思ってるところに戦部さんの傷口から根来登場ー……えええー、どんな能力なんだそれは。
根来の武装錬金の特性は物体を切り裂いて中に潜むというものですか、やーやーこれってタイマンとかだと使いづらそうな能力だなーとか思ったり思わなかったり。やー。
この能力で戦部さんについてきてたのかー、ってか息潜めてこのバトルをずーっと見てたのかと思うと…根来様が見てる(やめい
そんなこんななどさくさで一気に形成逆転、パピヨンは傷負うし戦部さんは修復終えちゃうしで大変なんですが、それでも
「戦いを」「続けるぞ」
と、口元に笑みを浮かべるパピはカッコいいんです。ホントにこの3週間はパピ主人公だわ。
そんなパピを見て何を思うか戦部さん…。

場面変わって横浜・外国人墓地。夜明けを迎えようというその場所に…カズキと剛太ー!久しぶりだわー!!あいたかったわー。
ああ、もうカズキと剛太が二人並んでるだけでご飯三杯は行けるよ、いってどうするよって気もしますが。でも正直、もうちょっとこの二人のやり取りを見たかったなーっちゅー感じもあったりなかったり。というか、剛太の一方的なカズキの内面探りを見たかったなーというか。横浜入った時の「もし、戦士に戻れたら」みたいなやつを。
今、多分和月先生は意識してカズキの感情表現抑えてるような気がするんで、まあそーいう方面からカズキの内面…というか心情みたいなのを表現してくのかなーとか思ってたんですけどねー。そーでもないんかなー…まあ普通にこの二人が会話してるのをもうちょっと見たかっただけなんでそんな腐女子の戯言は置いといて。

斗貴子さんと漸く合流できるってんで前日の夕方のうちに着ちゃってたっちゅー剛太はホントに先輩ラヴなんだね!ああもうこの報われない片思いが可愛らしいわ。
でもこのカズキの口ぶりから察するに、カズキ自身は剛太が斗貴子さんの事を好きだっちゅー事に気づいてるよなー…まあそりゃ初対面時のあのやりとりで気づかないほうがおかしいか。
ところで剛太自身は自覚をもって斗貴子さんの事が好きなのかなー、というか斗貴子さんに対しての感情が恋愛感情なのかそれとも憧れとかそういう類のものなのか本人その辺をきちんと理解してるのかなー。どーなんだろ、その辺は。

そんな二人の後ろに戦部さん、カズキの目の前に無造作に放り出されたパピヨンの姿を見て激昂するカズキ。
やーやー、腐女子としてはココで『パピヨン、カズキ怒ってくれたよ!パピの一方的な片思いじゃ無かったよ!』とか言うべきなんでしょうが、とりあえずそーいうのは置いといて。
んで、なんでカズキがここまで激昂するのかってのをちょい考えてみようかな?と。
「オレはこいつと 決着つけると」「約束した!!」
「約束」「したんだ!!」
…まあ、要約するとこのセリフが全てなんだろうけど。
カズキとパピの間で交わされてるこの約束ってのは「カズキが人間に戻る」事が前提とされた約束なんだよね。
だからこそ、斗貴子さんの一心同体といい、このパピヨンとの決着をつけるという約束といい、それら一つ一つがカズキを人間…というかこちら側の世界に留めていてくれる。枷になってくれている。
それらの約束の為にも、カズキは人間に戻ろうと足掻く事ができる。足掻き続ける。
なーんにもない状態に放り出されて、オマエ人間じゃなくなるから…なんて言われてじゃあ戻るために足掻けるかっちゅーとそれは難しいだろうと。
でも、自分をこちら側に留めてくれている枷があったら…じゃあこうやって今足掻き続ける事自体が自分のためだけで無く『誰かの為』なのだとしたら。それならば、たとえ困難な道であっても、自分一人じゃなければ頑張れるんじゃないだろうか?足掻く事も出来るんじゃないのだろうか。と。
そうして、自分をこちら側の世界に留めてくれている枷であるパピヨンを、じゃあその約束をはたせぬまま見失ってしまいそうになったら…?それが今回の反応だったんじゃないのかなー、あの激昂の中の幾分かは自分をこちら側に繋ぎとめてくれている存在を失う事への恐怖も含まれていたんじゃないかなーとかかんとか。

さあ、熟睡パピとか肩乗り斗貴子さんにときめく剛太とかはおいといて(えー
なんだか…なんだか戦部さんがここにきて一人で株上げまくりなんですが!てかなんですか、一人でカズキと約束交わすんですか!!
「貴様がこの先ヴィクターになった時は俺とも戦え」
「ならずに戦士に戻れたら俺と共に戦え」
…むっはー、燃えるー!!「俺とも戦え」と「俺と共に戦え」ああ…なんてカッコいいんだ。特に共に戦えにマジときめいたよ!戦部×カズキフラグがたった!とか思ったよ、マジに。
そしてカズキの返しもまた燃えるんだ!
「一つ目のは真っ平御免だ」
「二つ目のだけなら喜んで」
…なにナチュラルに了承してんだよー、ぎゃー。なんかもー、わたしゃ普通にこの二人が協力して戦う姿を見てみたいんですが。
大男と少年………ああ、萌える(結局そこに行きつくのか)
でも戦部さんここであっさり帰ってっちゃう所見ると戦団の命令よりも己の信念っちゅーか、そーいうのが優先で戦団的に使いにくいところがあるんで奇兵扱いくらってるのかなー?とか思ったりしたんですがねー。
てーか、カズキがなんだかんだで戦士に戻れたとしても、カズキのその性格からしてこっちも戦団的に使いにくい奇兵扱いくらいそうな気がいたしますわー。はははー。

というわけで戦部さん退却、根来登場。助っ人に円山姐さんも登場。
…あー、ここで円山姐さん登場させるって事は斗貴子さんそろそろもとのサイズに戻すのかなー。でもそうする為には円山姐さんブチマケる事になるんでショッカー…まあそこはこれからの展開って事でおいといて。
カズキ・剛太+プチ斗貴子さんvs根来・円山……かと思ったら…えー、ここでブラボー来るの!?
そーなるとカズキvsブラボーに剛太+プチ斗貴子さんvs根来・円山って事になるんでしょうか。でも今のプチサイズ斗貴子さんって戦力になるんかー?それ以前に前のカズキvsブラボーからここまでにカズキ自身は犬飼戦くらいしか挟んでないんでそんなに成長ってかしてないと思うんでー…ここでブラボーぶつけて勝てるんか?ってーかどうするんだろう…。
とりあえず予想としては斗貴子さんはとりあえず円山姐さんぶち撒けてリアルサイズに戻る、剛太は根来と戦う…のかな?でも姐さん死んじゃうのやなんで程々にぶち撒けてください(どんなんだ)
カズキvsブラボーは…なんだかんだでまだ決着つけるのは早い気がするんですがねぇ、だからといってブラボーがカズキサイドに来るとも思えないんで…どうするんだろう。もうコレ以上カズキが精神的に傷付くのいやなんだよー、苦しめるなよー。うあああー。

パピとか斗貴子さんとの約束と共に、ブラボーの存在もまたカズキの枷になってる気がするんだよね。
というか呪い、パピとか斗貴子さんとの約束が人間に戻る為の希望だとしたら、ブラボーはまずカズキに絶望を提示した。提示して、でも諦める事が出来ないような呪縛をカズキに残したんじゃないのか?と。
当初はブラボーの思惑がわかんねーとかさんざっぱら言ってたんですけど、でもこれって村上リーダー的な所謂呪いなんじゃないのかなーとか最近ゴスペラーズのインタビューとか見て唐突に思ったんですよ。
村上さんの呪いってのは自分解釈的にはまず限界を提示する、提示しておきながらそれ以上を目指さざるを得ない心境にさせる。諦める事の出来ない状況にさせる…というものだと思ってるのですが(間違ってるかもしれないけど、てかパチパチ1月号の村上さんと酒井さんが互いにかけあってる呪いはまたコレとは別解釈っぽいし…つかアレはまあネタだからあまり気にしない方がいいのか)
そーいう事をブラボーはカズキに対して行ったんじゃないのかなーとか、んー…とりあえず次号待ち。次のブラボーの出方次第でまたこの辺の解釈かえる必要あるかもしれんしなー。
まあそんな感じだわ、てーか武装錬金感想で普通にゴスペラーズがどーのとか言ってる自分はどうなんだ。たはは。
ま、ゴスペラーズ10周年で浮かれてるし!わたしゃ。って、どんなまとめ方だ…。