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武装錬金 第55話:レイニーエモーション
:ああ、今回も泣ける。そして剛太が!もうくん付け撤回。愛を込めての呼び捨てに格上げ(えー

:やーこの扉絵カッコイイなァ、いいなぁ。
そしてページをめくって目が点になりました、てかなんじゃこりゃー!ここしばらく重い展開が続いていた反動ですかそうですか。面白いんでオケオケ。
そして久しぶりにカズキの達人ネタも見れて満足、しかし催眠誘導の達人て。男性陣は大騒ぎ。
そして女性陣もかわええなぁ、「残念 はずれ」のまっぴーの顔がなんかすげえ。うひひ。
とはいえ、日常生活側とのこういった暖かなやり取りもこれで当分お預けなんだろうなー…。雨も緩やかに降り始めてきましたし。

:じゃあ新学期に、また。と別れて。
ああ、またな。と別れて。
…何気に辛いよな、このシーン。
そんな二人と別れたあとで、この子達…カズキと斗貴子さんが傷だらけなのに気づいてて、でもあえてそこを問わないで。余計な気遣いをさせたくなくて、それがごく自然に示し合わすことなく出来て。…良い子たちや、ほんまに良い子だ。
何気にこの小さく「大丈夫 大丈夫」と答えるまっぴーも辛そう、なんかまひろはお兄ちゃんッ子だと思うんでこの思いがけない長い別れ(しかも詳細はわからないけれども兄の向かう先に危険が待ち受けるのは確実っぽくて)は辛いんだろうなァ…でもそれを表に出さないまっぴーは良い子だ。

:カズキ達を見送って、旅館に戻って行く仲間たちを静かに見つめるカズキが………ゴメン、今回コレだけで泣いた(またかー
雨にぬれながら見つめる横顔が、切ない。辛い。
再開を約束しても、その約束を守れる確約はどこにも無くて。いや、或いはこの別れが今生の別れかもしれなくて。
それでも、否、それだからこそ静かに見つめるカズキにそっと傘を差し出す斗貴子さんも切ないよな。
でも…斗貴子さんがカズキの近くにいてくれて良かった、そっと傘を差し出してくれる人がいてくれてよかった。今回は本当にそう思った。
ありがとう斗貴子さん、だからお願いだからカズキから目を離さないであげて、カズキを一人にしないであげて。
いやもう切実に、今カズキを受けとめてあげる事が出来るのは斗貴子さんだけなんだよ…うわあああーん。

:そして剛太サイド。
やー、これってやっぱカズキサイドとの対比だよなぁ。なんかもー、剛太すっごいキャラ立ちまくってるんですけど!…レギュラー入りは多分確定なんだろうけど。カズキとの対比の扱われ方が気になるなぁ、うむう。
(この辺ちょっと色々語りたい気もするんでそのうち語ろう、てーかジャンプ感想の方でちょっと語った)
カズキの傷付いた手のひらから、剛太の傷付いた手のひらへの視点の流れがカズキと剛太の対比っぽいなーとか思ったんですが。この二人の対比とか考えるといろいろ燃えるなぁ。
てか、カズキと剛太はわりと他の武装キャラよりは近いキャラ設定になってるような気がしてまして(比較的等身大の少年ポジション、みたいな感じか?)そういう意味での対比は今までなかったよなーとか。
剛太の立ち位置が今後どういう方向に動いて行くのか楽しみだ、うん。

:降り出した雨にうたれたまま一人あるく剛太、びたんと豪快に倒れても立ちあがれずに自嘲。
この自嘲から回想への流れってなんか好きだなぁ。
てなわけで回想シーン、ああ…やっぱ剛太も両親をホムンクルスにやられてんだ。
これで二次創作的に剛太、切ないよ剛太ネタ描けるな(ヲイ<でもちょっとマジ
それでも赤ん坊だったから、何も覚えていないから。斗貴子さんほどホムンクルスに対しての怨みも抱けずに、それでも戦士としての資質があるといわれて訓練を受けているけれども。
自分の思いをぶつけるほどの何かがなければ、多分戦士になる為の訓練なんて並大抵のもんじゃないんだろうなーとは思うんですが。だから、ここで投げ出したくなった剛太を誰が責める事ができ様か。
けれども、そんな剛太へ向けられた斗貴子さんの言葉が…男前過ぎるんですが。

「どうしても斃さなければならない存在(モノ)が現れた時――」
「どうしても守りたい存在(モノ)が出来た時――」
「その時 自分の非力に涙しない様」
「キミは今 ここで強くなっておけ」

ああ、穏やかに。けれども命令形でこんな言霊を与えられたら、そりゃ斗貴子先輩に心酔しようってもんだよ。
斗貴子さんって何気に年下キラー?剛太年下かどうか知らんけど。
(個人的にはカズキの一つ下希望、同級でもいいけどさー)

:回想終わり、火渡登場。いやーん、ますます悪人ヅラになってるぅ〜<嬉しそうだゾ
こんな雨の中でも炎ばりばりな煙草(?)くわえてるって事は、雨の日は無能ってわけじゃないんですね(コラ)
いやしかし、ホントに火渡の武装錬金なんなんだろうねぇ?全戦士中最も高い攻撃力、っちゅー事は普通に武器系なのかねぇ。
そして再殺部隊登場、…ってかすっげーウキウキするような変態っぷりを感じるんですが!おいおいワッキー…一人ぐらいまっとうな美形混ぜとけよ。
何気に戦部さんが気になります、渋いオヤジだといいなぁー。あと犬飼のやらしそーな顔も気になるにゃー(一コマだけなのにやらしそうとか言うなー)
毒島がこう見えて仮面の下が実は美少女とかだったら笑う、てかヒクか(ありえなーいありえなーい)
ちゅーか『ぶすじま』を変換すると普通に『毒島』になるんな、すげえ…。

:戦部ってことは、武装錬金は魔神龍神丸ですね!とか言ってはダメですかダメですね。

:火渡の登場でカズキ再殺を誓いかける剛太。
ここで「どうしても斃さなければならない存在(モノ)が現れた時――」がかかっって。
その火渡によって、斗貴子さんに危険が迫ってしまって。
ここで「どうしても守りたい存在(モノ)が出来た時――」がかかって。
こうした描写はやっぱ上手いなァ、そして斗貴子さんの為に戦おうとする剛太が!…正直、勝てる気はいっさいがっさいしないんですが!絶望的過ぎるくらいなんですが!!
…それでも、男の株上げまくってるよ。好きな女の為に、無謀でも戦いを挑む、その姿がカッコイイよ!惚れるよ。
惜しむらくはそれが斗貴子さんにまるで伝わる事がないであろう事なんですが(うーわー)
剛太ー…死なないでくれよぉー。
っちゅー所で次回に続く、ページ下の予告の所にまで『蛮勇!?』とか書かれる剛太の明日はどっちだ!
てか和月先生、頼みますから剛太くんにも救いの手を。斗貴子さんはカズキと幸せになってもらうんで別の幸せを是非に是非に。

:しかしまあ、これで剛太は上手い事いけばカズキサイドにくる可能性も出てきた気がするんですけど。どうなのかなぁ。
個人的にはカズキと剛太には友達になってもらいたいんで是非ともカズキサイドに来てもらいたいんですけどねぇ、まあ剛太は明確にカズキを退治するべき存在として認識してるんでそー上手い事はいかないんでしょうけど…。うむう。
てかまあ次回いきなり剛太ぼろぼろにやられてたら泣くがな…ワッキー頼むよ、剛太にも幸せをわけてあげて…。

追記分:
この作品って、作中人物がカズキとの対比で表現されることが多いと思うのだけれど(その如実な例がパピヨンだと思うのだけど)
剛太もやっぱりカズキとの対比で表現されてるのかなー?とか思いまして。
で、じゃあどの辺が対比なのかなー?と考えるに、それは斗貴子さんを中心とした対比なのかな?と。
斗貴子さんを中心とした合わせ鏡、剛太は言霊を与えられてソレを胸に秘めてしまったけれども、カズキは言霊(ちゅーか言霊どころじゃないんだけど)を与えられてそれを行動に移した。その違いが彼等二人を大きく分けてしまったんじゃないのか?とかかんとか。
いやまあカズキと剛太じゃその状況が違い過ぎるんで単純に比較も出来ないんだけれども。
んでまあ、それぞれのパーソナルの違いが斗貴子さんを中心に表現されていくのかなぁ?みたいな。
もう少し展開見ないとこの辺はなんとも言えないところなんでとりあえずこの考えは保留。
ワッキーが剛太をどんな方向に持ってきたいのかがちょい今の段階じゃ見えてこないのが難点なんですがー、でもキャラクターとしてはかなりツボなんで是非ともカズキ側にきてもらいたいなーとか真剣に思ってますよ。
いやもう剛太株がココまで上がるとは初登場時はちーっとも思いませんでしたよ!剛太可愛いよ剛太。
てーか、今カズキの次ぐらいに剛太スキかもしれない…。ちょっと真剣にお絵描きしよう、剛太の。