武装錬金 第52話:再殺完了 |
:サブタイトルでネタバレするのはどうなのよ。 うあー、先週の発言…一部撤回してー。 まあどの辺を撤回したいのかは後ほど…っちゅーわけで本編。 :さて、先週シルバースキンAT発動っちゅーところで次回に続くっちゅーところから。 前回、カズキが弾ぜたシルバースキンの破片が裏返ってカズキに強制装着。見た目シルスキの白黒反転カラー。 シルバースキン”リバース” ―外部からの攻撃を完全にシャットアウトする『防護服』なシルバースキン。 その特性を裏返せば外部への攻撃を完全にシャットアウトする『拘束服』 ああなるほど、これは上手いこと考えたは。ムチャな後付けで特性を増やす訳ではなく、現在ある特性をきちんと利用しつつもその使いかたのアレンジ次第でまったく別の効力を持たせるってのは面白いなァ。 そしてシルバースキンはエネルギードレインをもシャットアウトしますか!そりゃ万能すぎませんか、てかその機能があるならカズキを錬金戦団で保護するとかできないもんですかね、日常生活はおくれなくなるにしろ『おまえ危険な存在になるから死んでくれ』っちゅーよりはもうちょっとまし…でもないか。 てゆーかですよ!シルスキリバース着せられた(無理やり感強調)黒カズキはちょっとマジにカッコいいんですけど!惚れなおすんですけど!! P356のラストコマとかP358とかちょっとダークヒーローっぽくて素敵なんですけど…ってダークヒーロー系かよ。リバースは拘束服なんでこの衣装のまま闘えないのが残念、素敵なのになぁ。 :相変わらず表情の見えないブラボーの思惑がやっぱちょっとわからないんですが。 「諦めろカズキ 今なら 六週間後でなく 今なら」 「人間として葬るコトが出来る」 …前回の時だっけ?なんで錬金戦団がカズキとヴィクターぶつけて互いに消耗させるっちゅー方面にいかんのかね?とかいう鬱展開妄想して一人で沈んでた事があったんですけど。 ただ、それをやるとカズキを『人間として』ではなく、『化物として』葬らなければならなくなる。 ブラボーとしてはカズキを利用して(いや、言い方悪いけどさ)対ヴィクター戦の模擬戦やってたりはするものの、それでも最終的にはカズキをきちんと人間として扱ってあげたい…という気持ちが強いんじゃないかな?と。 人として生きて人としての死を選ばせてあげたいんじゃないかな?と。 カズキはカズキで、せめて人として最後の瞬間まで足掻き続けていたい。 誰の命をも取捨選択しなかった少年は、自分の命をも最後の瞬間まで諦めないでいたいんじゃないのかな?と。誰も彼も命の重さを比べたりしなかった少年は、自分の命をも比べたりはしなかった、比べたりは出来なかった。だからこそ足掻く事を選んだ…と。 その辺の思いのすれ違いがねぇ…この二人のバトルは辛いんよ。 ―あの笑顔を 諦めてたまるか― その笑顔の中には、もちろんブラボーの笑顔も含まれてるんだよ。ブラボー…わかってよ。 :…いや、ブラボーはその辺勿論わかってるんだろうけどさ。 「さよならは言ったはずだ」 「別れたはずだ」 シルスキの破片で表情を隠す手法は切ねーなー、ブラボーの心中はあくまでも読み手に想像させるのね。この辺、並の書き手だったらもっとあざとくするんだろうけどね。 いやー、それはそうとブラボーはシルスキの下にいつものつなぎ着てるのね。昼間のぶらぼぉタンクトップだったらどうしようかと微妙に(ヲイ :てかブラボー!とどめはガチ殴りかよ!腹かよ、内臓破裂とかそっち方面かよ、その辺想像するとちょっとえぐいんで止めよう。 てか、海に捨てるって!!…黒い核鉄回収しなくていいのか? いや別に胸から核鉄抉り出す絵を見たいわけじゃないのだけれど、てかそんな絶望的な光景は見せないでください見たくありません勘弁してください。 あー、まだブラボーの思惑的になんか裏がありそうな気が。てか今のカズキは普通に死んだぐらいじゃ死なない気がするんですけど(日本語的におかしいけれども真実なんでしかたあるまい) カズキは最後の瞬間に思い浮かべるのはやっぱり斗貴子さんなんだね。うん、嬉しい(状況的に喜んでる場合じゃないけど) :そして漸く登場斗貴子さん、正直このバトルは途中で斗貴子さん乱入でお流れだろうなーとか気軽に考えてたんでまさかこんな展開になるなんて思ってなかったんですけどね。 てーか私、先週の時に『ブラボーにはカズキにある程度ダメージ与えて欲しいなー』とか暢気に言ってたんですけど、いざ蓋をあけてみりゃダメージどころじゃすまねーでやんの。ああもう、いざこんな展開がやってくるともう辛い辛い。 もう先週の発言撤回するよ、カズキが傷つく姿なんて見たく無いよ、なんでカズキばっか辛い思いしなきゃいかんのよ。 痛いのも怖いのもゴメンなのに、人が傷つく姿を見たく無いからずっと我慢して頑張ってきたカズキにばかりなんでそんな痛くて怖くて辛い事ばかりが降りかかってくるんだよ。…とかわりと本気で思ってたり。カズキ…。 :斗貴子さん到着するも時既に遅し、ブラボーが丁度カズキを海に投げ捨てたところなんですが。 ああもう、斗貴子さんすっかり乙女だなぁ。完全にカズキの事しか眼中にないなぁ。 そして剛太くんは健気だなぁ、良い子だなぁ。まさか剛太くんがこんなに健気で良い子だとは初登場時これっぽっちも思いませんでしたよ。初登場の印象なんて当てにならんもんだなぁ(というか、あれは故意に本来のキャラクターから印象がずれるように描いてたんだと思うけどね) カズキを追いかける斗貴子さんの足にガチンコで蹴り入れるブラボーがほんっとに容赦ねーなー。ここんところのブラボーは容赦なさ過ぎますよ。 :ブラボーにお電話ですよ、てか戦士長・防人に戦士長・火渡…え、ブラボーの本名防人さん?苗字?名前??電話相手の火渡さんは苗字っぽい気がするんで防人も苗字なのかな。 戦士長・火渡は武装錬金初の嫌なやつキャラになったりするんでしょうか?何気に武装錬金は嫌な奴は嫌なやつなりに愛すべき要素を持ってるという恐るべきマンガなので。でもまあまだ声だけなんでなんとも言えませんが(あの剛太くんも初登場時はスカした奴っぽく描かれてたしな!先の読めない作品だぜ) てかそろそろ正統派の美形キャラだしてもいいころかと思いませんか?和月先生。 いや、素敵にイカス変態キャラでも全然オッケーですけど! :海に落ちて、それでもカズキの事だけに必死な斗貴子さんとそんな斗貴子さんを一生懸命助けあげる剛太くん。剛太切ないよ、剛太。 てゆかね、剛太くんがここにきて本当に良い子だなーと。なんだかんだでもう疲労困憊になりながらもきちんとカズキも拾い上げた剛太くんに拍手。偉いよ、二人もまとめて引っ張り上げたんだね。スゴイよ。 ああもうほんとに、ホントに早くカズキと剛太くんを普通に会話させてあげたい…友達になって欲しい…。 「本気のキャプテンブラボーが 任務を仕損じるはずがない」 「再殺 完了だよ」 ………てなところで続く。 ちゅか相変わらず武装錬金は続きが気になる絶妙なところでヒキやがるわけなんですけど。 ま、ここでカズキが本気で死んだなんて言ったら話が続かないので間違いなく生きかえるとは思うんですけど、じゃあどうやって生きかえるのか?と。 理性有り無しとか黒化有り無しとか、その辺考えるとやっぱり先が読めませんがココは意表をついて次回はカズキ意識無しのまま進むとかもありかも?どうでしょね。 てゆか、斗貴子さんの人工呼吸はありですか!?カズキ息してないんだからやりますよね!剛太くん号泣? :まあ次回は火渡さん登場なんでしょう、多分。しかし戦士長って何人いるんでしょうかねぇ。 そしてブラボーが前回言った「”戦士長”なる者はオマエが考えているよりはるかに」「高い領域に在る」ってのは自分だけを言ってる言葉じゃなかったのかな?と。 ブラボーレベルが複数いるってのもスゴイなぁ、マジに戦士長レベルが複数かかってけばヴィクターとまともに戦えるんじゃないのか?まあでもブラボーの武装錬金が丁度ヴィクター化した存在との相性がいいだけであって他の戦士長も同じようにいけるとは限りませんが。 そうやって考えるとエネルギードレインって脅威だよなぁ、それに対抗しうるシルバースキンってでたらめだよなァ(笑 追記分: ああ…カズキー…、黒カズキにシルスキリバースは絵的に栄えるなァ。戦えないけど。 剛太くんの「失礼します!!」もいいなぁ、可愛いなァ。早く剛太くんの武装錬金が見たいなァ、どんなだろう。 (ワークワークからの続き)…という事を弟さんに言ったら「どっちもこの手のオヤジキャラのフォーマットみたいなデザインじゃん」と言われてしまい微妙に凹むのですが。 てかブラボーの熱さをオヤジキャラフォーマットに当てはめるなよこんちきしょー、まだまだブラボーは27歳で若いんだゾ!…とか叫んだ瞬間にブラボーってゴスより年下かよとか思ってしまったわけなんですけど。 …あー、ゴスが若過ぎるのかブラボーが年食って見えるのかは微妙なところだな。 |